エジプトパン『エイシ』のレシピ


エジプトのパンを『エイシ』といいます。
アラビア語の発音は「ァエイシ」に近いです。

中東一帯でよく見かける、インドのナンに似たもちっとしたパン。
アラブではこれを「ホブス」と呼び、エジプトでは『エイシ』と
呼ぶのです。


エイシに羊肉を焼いたドネル・ケバブとオニオンと野菜などを挟んで
『ケバブサンド』にしたものが、街ではよく売られています。
このサンドイッチはアラビア語で『ショワルマ』といいます。
すっごく美味しいサンドイッチですよ。

エイシは実に簡単に作れます。
ぜひ挑戦してみてください。
基本をマスターしたら、ニンニクをすりおろして生地に加えたりする
バリエーションをつけてみても通っぽくていいですね。


【 エイシの作り方 】

◆ 材料(1回に焼く適量)
 ・小麦粉(中力粉) ----- 500g
   薄力粉と強力粉を250gずつ混ぜてもOKです
 ・ドライイースト ----- 6g
 ・砂糖 ----- 少々
 ・塩 ----- 9g
   結構塩味が効いていますのでお好みで調節してください
 ・オリーブオイル ----- 大さじ2
 ・コーンミール ----- 1カップ
   無い場合は小麦粉で代用してください
 ・水 ----- 350cc

◆ つくり方
1. ボールに小麦粉、コーンミール、砂糖、ドライイースト入れ、さっくり混ぜ合わせる。
2. 1に水、オリーブオイル、塩を入れてこねる。
 べトつかなくなるまでしっかりこね、30分寝かせる。
 ボールに濡れ布巾をかけ、発酵させる。
 生地が膨らんできたら、ガス抜きをする。
3. 手ごろな大きさ(1個60g程度)に小分けし、めん棒で丸く平らに伸ばす。
4. 打ち粉した天板に並べ、200度以上の高温で焼く。
 膨らんだらでき上がり。

オーブンがない場合はオーブントースターでもできます。
ただし焦げやすいので注意してください。
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ロバも、らくだも、体験です


エジプトならではの交通手段に『ロバ』と『らくだ』があります。
「時間」と「料金」といった実用的な面はさておき、「体験」という面で
ぜひご利用をおススメしたいものです。

ギザのピラミッド周辺では、ラクダに乗って5分ほどグルリと一周して
写真を撮る、というお馴染みの客引きがいます。
だいたい2ドル(200円)くらいです。

サッカーラやルクソール西岸でも、ラクダやロバに乗ることができます。
一人でも乗れますし二人で1頭に乗ることもできます。
いずれにしても、相場を知っておかないとボラれます。
とんでもない金額をふっかけられます。

値段交渉は、必ず乗る前にしましょう。
バクシーシ(喜捨)も当然のように要求されます。

ラクダに乗る時には、座っているラクダにまたがって乗ります。
ラクダが立ち上がるときに、ガクンと前のめりに揺れるので要注意です。
降りるときも同様に、かなりの揺れです。
綱を引くおじさんは優しそうな人を選びましょう。

『ろば』と『らくだ』による移動は「体験」を重視してください。
速さでは、歩いたほうがはるかに速いです。

お尻がすれて赤くなるかも知れません。
筋肉痛になることもあるでしょう。
あるいは、蚤でかゆくなることも…。

しかし、すべて貴重な体験です。
楽しむ余裕を持ちましょう。

ルクソール東岸には、昔ながらの『馬車』が健在です。
特にエスナやエドフなどでは、フェリー乗り場から神殿までの
貴重な交通手段となっています。

思い出づくりにも一役買ってくれるでしょう。
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ナイル川クルーズと水上交通


ナイル川はエジプト人にとって貴重な水資源です。
それと同時に国内における有用な移動手段でもあります。

ルクソール〜アスワン間、アスワンハイダム〜アブ・シンベル間を
運航する『ナイル川クルーズ船』は、たいへん有名です。



豪華客船内では豪勢なディナーショーが繰り広げられます。
沿岸から見ていても、夜のナイル川に浮かぶクルーズ船の美しさには
うっとりします。

『ファルーカ』も風情があってとても素敵です。
ファルーカとは、ゆったりと風任せで進む帆掛け舟です。
こちらも是非乗ってみていただきたい乗り物です。

ファルーカは移動手段というよりも、ゆったりとナイル川を下り
夕涼みをする感じの舟です。
モーター付きのファルーカもありますが、モーターなしのタイプが
断然おススメです。
エジプト人のおじいさん(時にはかっこいい青年)が巧みに風を操り
風情満点です。

『水上バス』もあります。
これはカイロ市内のナイル川流域を移動するもので、実用的役割を
果たしています。
観光客で水上バスに乗っている人は見たことがありません。

しかし観光客用乗り物ではないので安く乗れます。
現地の普通の人に混ざって乗ってみるのも楽しいかもしれませんね。

クルーズ船は、ナイル川だけでなくナセル湖でも楽しめます。
アスワンハイダム〜ナセル湖間には、豪華客船のクルーズが運航されて
います。
この辺りには「ヌビア人」たちの貴重な遺跡も点在しています。
興味深い遺跡です。

ファルーカを操るのも、多くはヌビア人です。
飾り気がなく無口ながらも、陽気な彼らの奏でる楽器「ウード」の音を
聴きながら、のんびりと夕闇を風に揺られるのも素敵ですよ。

ぜひ一度、ファルーカ体験してくださいね。
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